登録販売者という資格について
今回は登録販売者について語りたいと思います。
そもそも登録販売者とは?
かぜ薬や鎮痛剤など、ドラッグストアで購入できる一般用医薬品(第2類、第3類に限る)の販売を行うための専門資格です。
薬剤師が不在でも登録販売者がいれば、コンビニやスーパー、ホームセンターなどでも一定の条件を満たしていれば一般用医薬品を販売する事が可能となります。
薬剤師との違い
・要指導医薬品、第1類医薬品の販売
・処方箋に基づく薬の調剤
この2点が薬剤師にしか出来ない事です。
資格試験について
試験日
例年8月~12月の間に試験日が定められており、申込締切日は約2ヶ月前です。
都道府県によって期日が異なりますので、各自で確認する必要があります。
例えば2021年に兵庫県での受験を希望する場合
Googleなどで【登録販売者試験 兵庫 2021】と検索すれば結果の一番上に出てくると思います。
※2021年1月15日現在本年度の情報は公開されていません。
受験資格
以前は学歴、実務経験が必要でしたが、2015年4月1日に改正され、どちらも不要となりました。
試験内容
全て択一式となっており、以下の5つの項目に分かれています。
1章 | 医薬品に共通する特性と基本的な知識 | 20問 40分 |
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2章 | 人体の働きと医薬品 | 20問 40分 |
3章 | 主な医薬品とその作用 | 40問 80分 |
4章 | 薬事関係法規・制度 | 20問 40分 |
5章 | 医薬品の適正使用・安全対策 | 20問 40分 |
合計すると120問を240分で解くことになります。
そしてこれらは、厚生労働省が公開している「試験問題の作成に関する手引き」から出題されます。
合格基準
全体の70%以上かつ、各試験項目において35~40%以上正解することが求められます。
苦手分野を作らず、バランス良く学習することが大切です。
難易度
各日程、試験場所によって差がありますが、大体40~50%とされており、
誰でも挑戦できる資格としては難易度がそこまで高くない為、
比較的取得しやすい資格といえるのではないでしょうか。
勉強方法
不安な方はユーキャンなどの講座を受けるという手もありますが、独学でも十分合格が可能です。
参考までに当時私はフリーターで週4日コンビニで働きながら4ヶ月程の勉強期間で一発合格する事ができましたので、
その道のりを次回書き記そうと思います。