前置詞を制する者は英語を制すかもしれない①[on]
こんばんは、今回は一応英語学習中である私のアウトプットの一環で
各前置詞のイメージについて語りたいと思います。
on
onというのは~の上にという訳で習った方も多いと思いますが、
実際はその訳では成立しない文章もたくさんあります。
例えば
There is a fly on the ceiling.(天井にハエがとまっている)
There is a fly on the wall.(壁にハエがとまっている)
これらの文章にあるonは~の上にでしょうか?
まず前置詞学習において重要なのは前置詞を日本語で訳することはダメゼッタイです。
そして前置詞をイメージ化してしまうことが英語上達への第一歩となります。
それでは、onはどんなイメージでしょうか?
それは、くっついているというイメージです。
前述の英文もどちらも壁や天井にくっついているからonを使います。
衣服などを着る、身に着けるはなぜput onなのか、
イメージ化できれば容易に理解できますね。
心理的・抽象的なon
また、depend on(~に頼る)は心理的にくっついているというイメージからonを使います。
他にもI'm here on business.(仕事のためにここにいる)
この場合は「仕事」という概念にくっついているので
進行中・活動中という意味になります。
on duty 勤務中
on holiday 休暇中
この辺りの表現もよく使われるので押さえておきましょう。
そして時間という概念にくっつくとことで
on and on ずっと
from now on 今からずっと
などの表現もあります。
比較的有名なturn onも、回線が電流でくっつくことで
電源を入れるという意味になるわけです。
このようにイメージ化できれば長文読解の中で知らない単語が出てきたとしても
前置詞である程度意味を推測できることもあります。
前置詞を制する者は英語を制す・・・かもしれない、次回は何の前置詞なのか
そもそも次回はあるのか?
それではまたいつか。